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AirAsiaとの230億ドルの契約により、パリ航空ショーでのCFMの記録をさらに更新

6月17日午後にパリ航空ショーで、ジェット・エンジン・メーカーのCFM Internationalは、急成長しているインドの航空会社IndiGoにLEAP-1Aエンジンとサービスを供給する史上最大の同型のジェットエンジン受注の契約に署名したと発表しました。この取引はリスト・プライスで200億ドル以上に相当します。

このディールは非常に大きなものでしたが、その記録は(少なくともドル換算では)1日ももちませんでした。低燃費のLEAPエンジンの需要が急増しており、CFMはこの日、エアアジアとの231億ドルのエンジンとサービスの契約でこの記録を更新したからです。エアアジアは、100機のエアバスA321neoに搭載するエンジンとして、200基のLEAP-1Aエンジンを購入する予定です。この契約には、エアアジアが運用する800基以上の全てのLEAP-1Aエンジンのサービス契約も含まれています。

エアアジア・グループ会長のダトゥク・カマルディンは、「エアバスA321neoを中心に、長期的な成長・拡大戦略を展開しています。この戦略を成功させるには、最適なエンジンを選択することが不可欠です」と述べています。「私たちにとって、LEAP-1Aは間違いのない選択肢です。私たちはLEAP-1Aを3年近く運用してきて、とても満足しています。乗客は静かなエンジン音を、そして私たちはLEAP-1Aの燃費効率と非常に高い資産効率を気に入っています」


エアアジアは、100機のエアバスA321neoに搭載するエンジンとして、200基のLEAP-1Aエンジンを購入する予定です。価格は231億ドルで、この契約にはエアアジアが運用する800基以上の全てのLEAP-1Aエンジンのサービス契約も含まれています。 
上部画像
:エアバス トップ画像:トーマス・ケルナー (GE Reports
)

CFMは、GEとSafran Aircraft Enginesの50/50の合弁会社で、1970年代からジェットエンジン事業に携わってきました。同社のエンジンは、世界中の600以上のオペレーターの20機種の航空機に動力を供給しています。

同社のエンジニアは、エアバス、ボーイング、COMACが開発した次世代旅客機用のLEAPエンジンを開発しました。このエンジンは、アディティブ技術で製造(3Dプリント)した燃料ノズルと、宇宙時代の材料であるセラミックマトリックスコンポジット(CMC)で製造した部品を搭載したもので、これにより燃料の節約、排出ガスの低減、その他の性能上の利点を実現しています。

CFM社長兼CEOのガエル・メフィストによると、LEAPエンジンの燃費効率は従来のエンジンより15%向上し、クラス最高水準の使用率を達成しているとのことです。使用率とは、収益を上げるために(実質的に)エンジンをどれだけの頻度で利用できるかを示す重要な指標です。

たとえば、LEAPエンジンの使用率は、2016年にサービスを開始して以来96%と競合製品よりも6ポイント高い数値を示しています。CFMのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、セバスティアン・インブールは、「飛行機の商用利用可能日数を1年の日数で割って、100%に近ければ近いほど良い」と述べています。UBS銀行によると、この6ポイントの利点は、運航日数が約20日増えること、つまり航空機一機当たり年間200万ドルの収入増に相当するといいます。

また、同じくパリ航空ショーで、Peach Aviation株式会社が、新規導入予定のエアバスA320neoおよびA321Lに搭載するエンジンとして、LEAP-1Aエンジン20基の購入契約を締結したと発表しました。LEAP-1Aエンジンの発注は日本の航空会社では初となります。

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