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GE、金融事業から「インダストリアル」事業へ

GEは2018年までにGEキャピタルの資産の大半を売却し、収益源の柱であるインダストリアル事業を強化することにしました。
よりシンプルで、より価値のある新たなGEインドストリアルカンパニーをご紹介します 。

GEは2018年までにGEキャピタルの資産の大半を売却し、事業再編を進めて、収益源の柱であるインダストリアル事業を強化します。

GEの会長兼CEOであるジェフ・イメルトは4月10日の午前、この計画について発表し、「GEを大幅に変革し」、「次世代の産業分野の発展を主導」したいと述べました。また、営業利益に占めるインダストリアル事業の割合を、2014年の58%から2018年までに少なくとも90%に高める意向を示しました。

GEはこれまでにも、シンクロニー・ファイナンシャルの新規株式公開(IPO)や、昨年発表した家電事業の売却ならびにアルストムのパワー事業およびグリッド事業の買収などについても発表してきました。

イメルトは、今後の2年はGEキャピタルの資産売却を進めるのに良好な市場環境であると判断しており、しかしながら特にインダストリアル事業に直接関係する「バーティカルな(垂直型の)」金融事業は維持する計画であると述べました。

GE、インダストリアルカンパニーの構築

当社は配当、自社株買い、シンクロニーの株式交換などで推定900億ドルを株主の皆さまに還元する計画です。当社の発行済み株式数は現在の101億株から、80億~85億株へと減らす予定です。

イメルトは「株主価値を最大化する資本配分へのコミットメント」を実現するには、今が好機と判断したと述べ、10年以上にわたる数十億ドル規模のテクノロジーへの投資や事業ポートフォリオの再編を経て、GEのインダストリアル事業はより高い資本利益率を達成する、と続けました。

GEキャピタルは今後どのような位置づけになるのか、という点についてイメルトは GEキャピタル・アビエーション・サービス、GEエナジー・フィナンシャル・サービス、GE ヘルスケア・イクイップメント・ファイナンスなど、中核事業であるインダストリアル事業に直接関係する「バーティカルな」金融事業は継続すると述べました。

GEキャピタルの再評価

GEはこの新計画の一環として、同日、GEキャピタルの一部門であるGEリアル・エステートの約265億ドルの資産をまとめて売却することも発表しました。

今後対象となる売却資産は、GEリアル・エステートのほか、多くのコマーシャルレンディングやリーシング事業、米国ならびに海外の銀行資産を含むあらゆるコンシューマー向けプラットフォームです。これらの事業は期末純投資額(ENI)で約2000億ドルに相当します。

当社はGEキャピタルのENIを2008年以降、ピーク時の5380億ドルから2014年期末には約3630億ドルまで減少させてきました。

イメルトは次のように述べています。「私たちは将来のためにGEを再構築するという、決定的かつ重大な変化を遂げようとしています。GEは“GEストア”の機能を活用して高成長を成し遂げるハイテク・インダストリアル・カンパニーです」

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