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スマートLED街灯でスマートシティを実現。

交通量に応じてバスの運行ルートを調整したり、時間貸パーキングの空き状況を把握して
空いているところに利用者を誘導したりするスマートシティの実現。
「街灯」のセンサーでデータを管理できるGEライティングのスマートLED街灯がその答えになるかも知れません 。

たまにしか運転しない、あるいはクルマは乗せてもらうだけ、という人でもきっと交通渋滞に巻き込まれて“イライラした”経験があるのでは。国土交通省道路局の資料によると、日本では、渋滞によって国民1人あたり年間30時間もの時間を損失しているとか!仕事中の人、休暇中の人、運送業者・・・など状況によってその損失価値は異なりますが、仮にガソリン代なども含めて1時間の価値を2500円とすると、国民全体での損失価値は約9.5兆円にものぼる計算になります。

GEスマートLED街灯で日本の交通渋滞を改善する。

交通渋滞による損失時間は国民1人あたり約30時間/年
出典:国土交通省

ただし、世界にはもっと深刻な渋滞が。
欧州で最も渋滞が激しい10都市の損失時間は1人あたり年間63時間も損失している、という報告もあるほどです。米国の交通情報調査会社INRIXは、英国、米国、フランス、ドイツ4か国の渋滞による損失コストは、2030年までに5割ほど増加するという見込みを立てています。

日本の渋滞が比較的軽度なのは、道路に設置されたビーコンから情報を得ている非常に優れた道路交通情報通信システム(Vehicle Information and Communication System、略称VICS)のおかげ。幹線道路や高速道路を走行中、頭上に見かける黒っぽい機器、あれが、ビーコンです。赤外線などの電波を利用して交通量データを把握し、カーナビなどのシステムと連携しています。日本は元来、データの解析や活用に長けている国、なんですよね。

こうした仕組みが整っていない国々では、人々は渋滞情報を把握するのにGoogle Mapを使ったりしています。でも、これからの時代、解決策は「街灯」にあるかもしれません。GEの照明エンジニアとソフトウェアエンジニアは、交通データを収集するセンサーを内蔵した新しいLED電球の開発に取り組んでいます。

ニューヨーク万博を飾ったGE照明

1939年のニューヨーク万博を飾ったトライロンとペリスフィアの夜間照明
この万博では、蛍光灯など様々な新しい照明技術が披露された
画像:GE Lighting

たとえば、バス会社や時間貸パーキング会社がアプリ開発をして、「街灯」のセンサーから得られるビッグデータを活かして新サービスを提供できるようになるかもしれません。たとえば、通行者量に応じてバスの運行ルートを調整したり、都市内の時間貸パーキングの空き状況を把握してドライバーを空いているところに利用者を誘導したり・・・。

実際に、英国のブリストルではすでに、市議会が交通管理や土地利用に関するデータを一般公開しており、民間のアプリ開発者たちがビッグデータを活用して町のスマート化を図れるようにしています。

GE Lightingの欧州・中東・アフリカ担当社長のアゴスティノ・レナは「私たちは今までにないほど、コンピューティングやデータを活用する能力を持っています。ソフトウェアと解析力を活かして大量のデータを収集し、ビッグデータから知見を引き出して、アクションに移すこともできる。こうしたアクションは、自動化されたものであれ、人間が主導するものであれ、生産性の向上につながるはずです」と話しています。

カリフォルニアのGEスマートLED街灯

照明を核に持続可能でスマートなビジネスや街をつくるコンセプト
“イルミネーテッド・マインズ”は、街の豊富な情報をかしこく集めます
画像:カリフォルニア州オークランドのLED街灯、GE Lighting

世界の至るところで、街はスマート・シティへと生まれ変わろうとしています。たとえば、周囲に人がいないときに明るさを抑えるLED電球を街灯に用いることで、さらなる省エネが実現されています。カリフォルニア州サンディエゴ、アリゾナ州フェニックス、ハンガリーのブダペストでは、自動調光機能付きの街灯用スマートLED電球を採用しています。ハンガリー有数の人気リゾート地、バラトンフュレドでは、従来の街灯用電球をスマートLEDに交換することで電力使用料を半分以下にまで削減しました。

これらはまだ第一歩に過ぎません。街灯を利用して通信インフラが脆弱な僻地のブロードバンド化を拡大したり、太陽光パネル、電池、気象センサー、スマート・メーターなどのエコシステムと街灯をネットワークすれば、エネルギーはもちろん、コミュニケーションの面でもスマート化を推進することも可能に。

街に欠かせない「街灯」というインフラを、新しい街づくりに活かさない手はありません。スマートなLED照明によって、都市における暮らしや車の運転のストレスはもっと軽減できるはず。そして、より環境に優しい都市を実現できる可能性があります。